【企業の強み】
東日本大震災後の東京電力福島第一原子力発電所の事故で20km圏内に該当し、5年もの間住民の立ち入りができなかった南相馬市小高区。この地で現在、幻の梅とされる希少種・露茜(つゆあかね)の栽培と、その実で造った梅酒の販売を行っています。
旧小高町の町花が紅梅であったこともあり、「小高の復興の旗印に、この露茜を使ってなんとか出来ないか」と考え、2016年露茜づくりに挑戦することを決意しました。思考錯誤を繰り返し2023年には16,000本もの梅の木を育てるまでになりました。日本国内でも最大級の生産量を誇ります。
【商品の特徴】
「春紅麗」焼酎ベース、ブランデーベース、梅ワイン
春に収穫した露茜から出来た梅酒はとてもあざやかな紅色で綺麗だと感じ、初めて目にしたあの時の感動をそのまま商品名に込めと名づけました。
~希少品種「露茜」について~
ウメとニホンスモモを掛け合わせて作られた新品種で、通常の梅より大ぶりな実と鮮紅色の果肉が特徴です。
他の品種に比べて味わいがまろやかで糖度が高いため、梅酒や梅ジュースなどの加工製品に向く品種として近年注目されています。
追熟処理・冷凍熟成など加工までの手間が多くかかり生産量が少ないため、全国的に珍しい品種になります。
また、クエン酸やアントシアニンなどを他品種に比べて多く含むため、疲労回復や食生活のバランス改善等の健康増進効果が見込まれています。
6.飲料
6.相双地方
希少品種「露茜」を贅沢に使用した世界に一つだけの梅酒
大内安男商店
「ふくしまプライド。」バイヤー向け農林水産物ガイド
© 2024「ふくしまプライド。」農林水産物マッチング事業
【メニュー例】
ノンアル・梅モヒート
<材料>
梅の実、氷砂糖、ミントの葉、ソーダ
<作り方>
1)
梅の実と同量の氷砂糖で梅シロップを作る。
2)
グラスに梅シロップ、ミントの葉を入れて軽く潰し、氷を入れてソーダで満たしステアする。